コード(和音)とは > コード(和音)の仕組み
1.コード(和音)とは
コードは基本的に調和する複数の音の組み合わせ。音の調和の法則を世界で初めて発見したのは紀元前の数学者。 彼は同じ太さ、同じ材質の2本の弦を同じ強度で張り、2本同時に鳴らすという実験により 弦の長さと音の調和の関係を発見しました。 片方の弦をそのまま(ギターでいうと開放弦)、もう片方の弦はギターの弦を押さえるようにして 振動する長さを変えると、その長さによって2本同時に鳴らした時にきれいな和音になる長さと 汚い和音になる長さがあることに気付いたそうです。 きれいな和音になる(音が調和する)のは以下の通り 片方の弦の長さを1とすると もう片方の弦の長さが 1/2 (8度) 2/3 (5度) 3/4 (4度) 3/5 (長3度) 5/6 (短3度) ギターで言い換えると、開放弦の音階に対して 8度 =12フレット(振動する長さは1/2) 5度 =7フレット ( 〃 2/3) 4度 =5フレット ( 〃 3/4) 長3度=4フレット ( 〃 3/5) 短3度=3フレット ( 〃 5/6) これらが調和する音となります。 で、コードというのはこれら調和する音の組み合わせ。 例えば「C」のコードなら使う音は ド(1度)、ミ(長3度)、ソ(5度)といった具合に。 (そこにあえて調和しない音を入れた「C7」とか「Cadd9」などもありますが) | |
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