キーと転調の基礎知識
1.転調とは
転調とは曲の途中で調(以下キー)を変えること。曲の途中でキーが変わると、その瞬間は違和感を感じますが、 あえて違和感を出したり、雰囲気を変えるのが転調の目的。 転調は違和感を伴うのでうまくやらないと気持ち悪いだけになります。 2.転調前後のキーとキーの関係
転調前のキーに対して転調後のキーには「近いキー(近親調)」と「遠いキー」があります。 近いキーとは転調前のキーに対して転調するときの違和感が小さいキー。 各キーで主に使う音は7つに限られていますが、その7つの音が、 転調前のキーの7つの音と共通のものが多いキーは近いキーです。 近いキー同士では使うコードも共通しているものが多いため 滑らかに転調ができます(といわれています)。
3.各キーの近さの関係
※見方:上の四角い図では隣り合うキーは近いキーを表しています。 4.キーと使うコードの関係
近いキーでは使うコードも共通しているものが多いです。例えばCのキーとGのキーは互いに近いキーですが、使うコードもC、G、Am、Emなど 共通して使われるものが多いのが分かります。
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